時を超えてまたいつか『あの日』を誇れるように
左回りの時計も一つ持って行くよ♪
〈惹かれあう何かを求めて、懸命に生きる姿が、好きだよ(水底の燕より)〉
14時00分。
湯前から人吉にバスで帰還。
くま川鉄道本社でレンタサイクル借りて、聖地巡礼に取り掛かります。
〈行くぜ、くまチャリ4号(正式名称)〉
マップラスナビのニャンコ先生、出番です!!
〈前から入手済み〉
14時30分。
国宝の青井阿蘇神社参拝。
御朱印をいただきました。
〈国宝推し過ぎですが、頑張って!〉
〈お布施は大宰府以来の500円〉
で、ナビのニャンコ先生がまんじゅうまんじゅう賑やかなので、隣りのなかいさんで赤と白を購入。
でも、これを食べるのは別の場所ですよ。
さらに、お土産物屋さんで、ミニニャンコ先生のぬいぐるみを購入。我が家の原寸大ティッシュカバーニャンコ先生と同じサイズの普通のぬいぐるみもありましたが、いやいや、働いてもらわないとね。
〈行くぞ、ニャンコ先生!!〉
〈市街を離れたらこういう妖のいる風景〉
15時00分。
全シリーズを通して一番登場回数の多いスポットですが、豪雨被害で今は寸断状態。
〈天狗橋の顔側。これを渡った先に道はありません。〉
〈この橋がいつか渡れるなら絶対来たい〉
〈寸断〉
地図上にも橋ではなく、史跡として記号が載ってる状態です。
15時30分。
これまた、聖地中の聖地、七辻屋のある場所。
実際にはひとけのない川沿いのただのカーブですが、ここで、先生と一緒にまんじゅうを食べることがこの旅最大の目的だったので満足。
最初に夏目たちが七辻屋に行ったのは、初めての名前返しで見た記憶の中のレイコ情報。
〈普通の人にとっては何もない超聖地〉
〈シーズン1第1話ラストシーン。初めての名前返しの後。
お、先生。あそこの饅頭、美味しいんだってさ。 by夏目〉
〈階段上の三日原観音堂にお参りしてから饅頭を食べました〉
16時10分。
橋が1本工事中だったので、迂回で小さな山を非電動自転車で登って死にものぐるいで、けんちーがダントツで好きな『水底の燕』のスポットへ。
〈燕の恩人である谷尾崎さんが帰っていく道〉
〈どうして、俺にしか見えないんだ。あんなに、あんなに・・・。
どうして・・・俺には見えてしまうんだろう。 by夏目〉
心から願った谷尾崎さんに、ついに再会できて、もの凄くうれしそうに話しかけ続ける燕。しかし、その姿と声は、夏目にしか見えず。
この道で余韻を味わいたいんですけど、こう見えてこの道、メチャクチャ車通り多いんですよね。
ここは、5期のオープニングの石仏もありますし、超聖地な2期オープニングの名取さんカットの八幡宮もあるので、素晴らしい。
〈5期OP『タカラバコ』の最初のカット〉
〈切り拓けその手で 聞こえてるかいこの声が?
一番人気の2期OP『あの日タイムマシン』で名取さんのいたカット〉
6期でも7年前なので、横の建物はありませんが。妖のいない風景が最初に流れ、後半で妖のいる風景が流れる、あの印象的なOPで特に誰もが行きたくなるこの場所よ。
〈名取さんのぬいぐるみがこけてたので座り直させておきました〉
ちなみに、この八幡宮の下には夏目絵馬がいっぱいかかってたんですよ。
普通なら絵馬って自分のための願いを書くものですが、ここのお願いのほとんどが、人吉のこれからや復興を願ってのものでした。
そりゃあ、これだけの時間が経ってなお、夏目友人帳を好きでいる仲間ですもの。それを見ただけで心が温かくなったし、けんちー自身もこの日、この街で願ってきたのは人吉の復興でした。
〈マスター、絶対、またココに来るんよ。 by新阪ルナ〉
あとは、小さなスポットを2箇所ほど横目で見て、人吉駅エリアにダッシュだ。
16時49分。
自転車全力こぎ巡礼を終え、お土産物屋さんで地域クーポンですが、お土産を買い、くま川鉄道本社にくまチャリ4号を返しました。
〈ホラーな二体さまの話で、夏目と柴田が話していた人吉城跡〉
ふー、人吉駅、さらば。
ここからまたICまで2キロ歩きますが、1時間以上あるので、球磨川を最後に見てから行きましょうか。
〈球磨川さん、どうか大暴れは抑えてください〉
17時50分。
人吉ICで帰りのバス待ち。
昨日につづきの今日の全力チャリ3時間で脚パンパンです。
これで、ホテルの前まで連れて行ってくれるんですが、駅メモラーの方の業務がまだあるんですよね。
19時04分。
熊本へ向かう高速バス、Amazonでダウンロードしておいた『夏目友人帳音劇版』を聴いてます。
画面見なくていいし、高速道路の暗い車窓に合うなぁ。
〈一本一本長いので3本でホテルに戻るまで持ってくれました〉
20時28分。
駅メモラーのお仕事で熊本電鉄、新須屋駅に居ます。昨日の三角線と同じ流れ。
いやー、高速バスの時間が推して、乗り継ぎ駅ではない通町筋駅から藤崎宮前駅の間の1.3キロで15分しか余裕が無かったんですよね。
で、マップラスが無理と告げる中、イージス着たままの駆け足でその無理分を埋めていき、3分残して電車が見える位置まで来たのにどこから回り込めば良いかわからないと。
自転車置き場のお客さんに『すいません。あそこに見えてる電車に乗りたいんですが!』と駅への行き方聞いて、ギリのギリで乗り込みました。
なんせ、既にこの時間で30分に1本しか無いので是が非でも遅らせたくなかったと。
〈熊本電鉄と夜の熊本城〉
23時30分。
1時間ほど前にホテルに戻ってお風呂に入ったあと、最終日の明日のプランを模索。
かなり悩んだんですが、明日は曇りですし、絶景スポットを追い求める必要もないので、気楽に行くことにしました。
ある程度荷物の整理だけして寝ましょう。